鈍い氷色

鉛色というか油氷かなあ~
こんな景色を思いうかべ、出かけてみたが
そういえば、もう蓮がなかったな。
公園の小さな池だったが、
かつては夏にたくさんの蓮の花が咲いていた。
ある年、猪に食べつくされ、美味しくないスイレンだけが残された。
それ以来、残った種で小さな芽が出るが
中々成長しない。
冬に水を入れておけば凍って、猪は池の中を掘ることが出来ず
きれいに咲いた蓮もまだまだ見られただろうにな。
公園に花を植えるが人間は勝手なもので
環境を考えての管理をすることはまずない。
いつかは草刈りの時に、池の周りに除草剤が撒かれていて
一部の蓮の花が枯れていた。
公園だから、仕方ないと言えば仕方ないのだろう。
私も撮影という立場から、文句を言ってるのだから。
ここで、
この世界を撮影できることはなくなったのは残念である。
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